1954-04-28 第19回国会 衆議院 農林委員会 第37号
しかも全然輸出をしない業者もあるわけでございまするが、それらのものに全然スタンプ手形をやらない、従つて購繭資金がきゆうくつになると申しますことは、これはひいては養蚕農家に非常に打撃のあることでありまするから、われわれの方といたしましては、そういう輸出実績によつてスタンプ手形を適用するというような制度は困るということを申し込みましたところが、しかしスタンプ手形の本来の精神にのつとつて、輸出と何らかの関係
しかも全然輸出をしない業者もあるわけでございまするが、それらのものに全然スタンプ手形をやらない、従つて購繭資金がきゆうくつになると申しますことは、これはひいては養蚕農家に非常に打撃のあることでありまするから、われわれの方といたしましては、そういう輸出実績によつてスタンプ手形を適用するというような制度は困るということを申し込みましたところが、しかしスタンプ手形の本来の精神にのつとつて、輸出と何らかの関係
それからなおこれに関連いたしまして、そういう六〇%にスタンプ手形が短縮されますると、先ほどから申しましたように実績は確保できると思いますけれども、なおこれによつて購繭資金の不足を来たすようなことがあつては困りますので、農林省の直接監督下にありまする中金系統の資金をできるだけ消費組合、乾繭組合その他のものについて適用するように、只今実はこれは極秘のうちに研究いたしております。
必要以上に製糸業者の保護ということに幾らか行き過ぎが、保護という点に行き過ぎているんじやないか、こういうようにも考えますので、どこまでもこの購繭資金の狙う目標は養蚕農家である、それによつて購繭資金の枯渇によつて繭の値段が下らないようにしてやる、こういう点から点えますと、少し方法が別にあるんじやないかと思うのですが、そういう点について御研究になつたことがございますか。
皆さんの御質問によりまして警察の狙いというようなものは大分はつきりしたのですが、小林国警隊長にお伺いしますが、当日の警察官の二百名の出動の目的は、警察は飽くまで厳正公平な立場で労農衝突というような不祥事態が起ることを未然に防止したいという目的で出動したということを最初縷々おつしやつたのですが、ところがだんだんと論議をかわしておりますうちに、先ほどの斎藤署長の所見によりましても、五月九日以来数回に亘つて購
従つて購売力に余裕がなければ、力がなければ、このものは売れないのです。今日先ほどもお話になりましたように、戦前七〇%がヨーロッパに売れておつたものが、戦後においてアメリカにこれが移つたということも、その経済力の移り方と考えればよい。アメリカが戦時中非常に大きな金儲けをしたといいますか、富んで来て、世界の金がアメリカへ集まつたと言つてもいいくらいになりました。
もし経済政策の上で、あるいは今日財政政策の上にとつておりますような資本の蓄積のために、あるいは消費の節約を必要とし、あるいは国民に対して耐乏と勤儉を要求するというような経済政策をとつて行くのであるならば、それは独立した経済政策の面から進めて行くべきであつて、それを、公務員の給与を低く押えることによつて購売力を奪いとり、これをたてにして低賃金政策をとつて行かれるということは、まことに残念であると私どもは
それから二号の場合に、指導連がいわば関連事業として経済的事業をあわせ行う、これは先ほどちよつと申し上げましたように、指導をいたしますのに、やはりただ單なる指導だけでなしに、その品物を他の購連等が扱つてくれるものであれば、共同でやれるわけでありますが、非常に少い異色的なものであつて、購連も扱つてない、單に指導するだけでやれないというような場合もおそらくあるかと思います。
○河田委員 本件は埼玉縣の鴻巣町の鴻巣民主商工会の代表者、会長飯山芳太郎外数百名の署名によつて出ておるのでありますが、大体請願の趣旨を読んでみますと、私たち鴻巣民主商工会会員八百名は、重税と六・三制の寄付によつて営業と生活は破滅にひんしておりますところへ、労働法規改惡と企業整備と、首切り政策と強権供出とによつて購賣力は日増しに低下し、最近における営業状態は、その販賣利益ではみずからの生計を維持することができない
蚕糸業の重大性から、どうしてもこの難局を切り開いて行かなければならぬのでありますが、第一に問題となりますのは、五千六百掛、四百二十円のレートによつて購繭せられました製糸の原料並びに現在製糸家が絹糸として持つております滯貨であります。これは今植原議員の御説明になりました通り、約六万俵に達しているのであります。第一の問題は、この六万俵の糸をどういうふうに処理するかという問題であります。
物價が上つてくるとなるとそのはね返りが來ますから、又賃金が上つて來るということで、どこまで行つてもそこに果てしがないことになつて來ますので、結局この勤労者たちの要求するところは実質賃金‥‥名目貨幣賃金ではなくて、その貨幣賃金によつて購ない得るところの物資というものが正規のルートに入つてきて、生活の内容というものがそこに確立されて來るという点にあることを考えまして、我々としてはそういう観点を採つて、物價